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2025 年 5 月 7 日

URI を使用した Horizon Windows Client の構成

エンドユーザーがクリックして Omnissa Horizon Client を起動したり、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションを開くことができるように、URI (Uniform resource identifier) を使用して Web ページのリンクまたは E メールのリンクを作成できます。

部分的または以下のすべての情報を提供する URI を構築してこれらのリンクを作成すれば、エンド ユーザーは入力する必要がありません。

  • サーバ アドレス
  • サーバのポート番号
  • Active Directory ユーザー名
  • Active Directory ユーザー名と異なる場合、RADIUS または RSA SecurID ユーザー名
  • ドメイン名
  • リモート デスクトップまたは公開アプリケーションの表示名
  • ウィンドウ サイズ
  • セッションのリセット、ログアウト、開始を含むアクション
  • 表示プロトコル
  • USB デバイスのリダイレクト オプション

URI を作成するには、Horizon Client 固有のパスとクエリ部分と共に URI スキームを使用します。URI スキームは、ファイル拡張子を除いてアプリケーションの実行可能ファイルと同じ名前を共有します。

URI を使用して Horizon Client を起動するには、クライアント コンピュータに Horizon Client がインストールされている必要があります。

URI を作成するための構文

URI 構文には、URI スキーム、リモート デスクトップや公開アプリケーションを指定するためのパス部分、オプションでリモート デスクトップや公開アプリケーションのアクション、または構成オプションを指定するためのクエリが含まれます。

URI 仕様

以下の構文を使用して Horizon Client を起動するための URI を作成します。

[URI scheme]://[authority-part][/path-part][?query-part]

必要となる唯一の要素は URI スキームです。一部のクライアント オペレーティング システムのバージョンでは、スキーム名は大文字と小文字が区別されることに注意してください。

**重要:**すべての部分で、非 ASCII 文字は UTF-8 [STD63] に基づいて最初にエンコードされる必要があり、次に対応する UTF-8 シーケンスの各オクテットは、URI 文字として表されるパーセントでエンコードされる必要があります。

ASCII 文字のエンコードについての詳細は、http://www.utf8-chartable.de/ の URL エンコーディングのリファレンスを参照してください。

  • authority-part

    サーバ アドレス。オプションでユーザー名、デフォルト以外のポート番号、またはその両方。サーバ名ではアンダースコア (_) はサポートされません。サーバ名は DNS 構文に一致する必要があります。

    ユーザー名を指定するには、以下の構文を使用します。

    user1@server-address
    

    ドメインが含まれる UPN アドレスを指定できません。ドメインを指定するには、URI で domainName クエリ部分を使用できます。

    ポート番号を指定するには、次の構文を使用します。

    server-address:port-number
    
  • path-part

    リモート デスクトップまたは公開アプリケーションの表示名。表示名は、デスクトップ プールまたはアプリケーション プールの作成時に、Omnissa Horizon Console で指定します。表示名にスペースが含まれている場合、%20 エンコーディングを使用してスペースを表します。

    あるいは、デスクトップまたはアプリケーションの ID を指定することもできます。これは、デスクトップまたはアプリケーション プール ID を含むパス文字列です。 すべてのデスクトップ プールとアプリケーション プールが一覧表示されます。distinguishedName 属性には ID の値を指定します。URI で指定する前に ID 値をエンコードする必要があります。

    デスクトップまたはアプリケーション ID を指定する場合、ADSI Edit でデスクトップまたはアプリケーション ID に大文字が含まれていても、小文字のみを使用する必要があります。

    **注:**複数のリモート デスクトップまたは公開アプリケーションが同じ表示名を持つことは可能ですが、デスクトップとアプリケーションの ID は一意です。特定のリモート デスクトップまたは公開アプリケーションを指定するには、表示名ではなく、デスクトップまたはアプリケーションの ID を使用します。

  • query-part

    使用する構成オプション。あるいは、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションで実行するアクション。クエリでは、大文字と小文字が区別されません。複数のクエリを使用するには、クエリの間にアンパサンド (&) を使用します。クエリが競合する場合、Horizon Client はリストの最後にあるクエリを使用します。次の構文を使用します。

    query1=value1[&query2=value2...]
    

サポートされるクエリ

このタイプの Horizon Client では、次のクエリがサポートされます。デスクトップ クライアントやモバイル クライアントなどの複数のクライアント タイプ用に URI を作成する場合は、クライアント システムの各タイプのガイド ドキュメントを参照して、サポートされるクエリを確認してください。

  • action

    アクション クエリで使用できる値
    説明
    browse指定したサーバにホストされている使用可能なリモート デスクトップおよび公開アプリケーションのリストを表示します。このアクションを使用する場合、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションを指定する必要はありません。
    start-sessionリモート デスクトップまたは公開アプリケーションを開きます。アクション クエリが提供されず、リモート デスクトップまたは公開アプリケーション名が提供されなければ、start-session がデフォルト アクションとなります。
    reset指定したリモート デスクトップまたは公開アプリケーションをシャットダウンして再起動します。保存されてないデータは失われます。リモート デスクトップのリセットは、物理 PC のリセット ボタンを押すことと同じです。
    restart指定したリモート デスクトップをシャットダウンして再起動します。リモート デスクトップの再起動は、Windows オペレーティング システムの再起動コマンドを実行することと同じです。オペレーティング システムでは通常、再起動の前に未保存データを保存するよう求められます。
    logoffリモート デスクトップのゲスト OS からユーザーがログオフします。公開アプリケーションを指定すると、アクションは無視されるか、エンド ユーザーに警告メッセージ「無効な URI アクション」が表示されます。
  • args

    公開アプリケーションの起動時に追加するコマンドライン引数を指定します。args= 値の構文を使用します。値には文字列を指定します。次の文字についてはパーセント エンコーディングを使用します。

    • コロン (:) には、%3A を使用します。
    • バック スラッシュ (\) には、%5C を使用します。
    • スペース ( ) には、%20 を使用します。
    • 二重引用符 (") には、%22 を使用します。 たとえば、Notepad++ アプリケーションに "My new file.txt" というファイル名を指定するには、%22My%20new%20file.txt%22 を使用します。
  • appProtocol

    公開アプリケーションの場合、有効な値は PCOIPBLAST です。たとえば、PCoIP を指定するには、appProtocol=PCOIP 構文を使用します。

  • connectUSBOnInsert

    USB デバイスを差し込んだときに、そのデバイスを前面のリモート デスクトップまたは公開アプリケーションに接続します。リモート デスクトップに unattended クエリを指定すると、このクエリが暗黙的に設定されます。このクエリを使用するには、action クエリを start-session に設定する必要があります。そうでない場合は、action クエリを使用しないでください。有効な値は、truefalse です。構文の例は connectUSBOnInsert=true です。

  • connectUSBOnStartup

    クライアント システムに現在接続されているすべての USB デバイスをリモート デスクトップまたは公開アプリケーションにリダイレクトします。リモート デスクトップに unattended クエリを指定すると、このクエリが暗黙的に設定されます。このクエリを使用するには、action クエリを start-session に設定する必要があります。そうでない場合は、action クエリを使用しないでください。有効な値は、truefalse です。構文の例は connectUSBOnStartup=true です。

  • desktopLayout

    リモート デスクトップ ウィンドウのサイズを設定します。このクエリを使用するには、action クエリを start-session に設定する必要があります。そうでない場合は、action クエリを使用しないでください。

    desktopLayout クエリの有効値
    説明
    fullscreen1 台のモニターで全画面表示。この値がデフォルトです。
    multimonitorすべてのモニターで全画面表示。
    windowLarge大きなウィンドウ。
    windowSmall小さなウィンドウ。
    WxHカスタム解像度で、幅と高さをピクセルで指定します。構文の例は desktopLayout=1280x800 です。
  • desktopProtocol

    リモート デスクトップの場合、有効な値は RDPPCOIPBLAST です。たとえば、PCoIP を指定するには、desktopProtocol=PCOIP 構文を使用します。

  • domainName

    リモート デスクトップやアプリケーションに接続しているユーザーに関連付けられている NETBIOS ドメイン名を指定します。たとえば、mycompany.com ではなく mycompany を使用してください。

  • filePath

    公開アプリケーションで開くローカル システムにあるファイルへのパスを指定します。ドライブ文字を含む絶対パスを指定する必要があります。次の文字についてはパーセント エンコーディングを使用します。

    • コロン (:) には、%3A を使用します。
    • バック スラッシュ (\) には、%5C を使用します。
    • スペース ( ) には、%20 を使用します。 たとえば、ファイル パス C:\test file.txt を表すには、C%3A%5Ctest%20file.txt を使用します。
  • launchMinimized

    最小化モードで Horizon Client を起動します。リモート デスクトップまたは公開アプリケーションが開始するまで、Horizon Client は最小化された状態のままになります。この構文は launchMinimized=true です。このオプションは、unattended クエリと一緒に使用できません。

  • tokenUserName

    RSA または RADIUS ユーザー名を指定します。RSA または RADIUS ユーザー名が Active Directory ユーザー名と異なる場合にのみこのクエリを使用します。このクエリを指定せず、RSA または RADIUS 認証が必要である場合、Horizon Client は Windows ユーザー名を使用します。この構文は tokenUserName=name です。

  • unattended

    リモート デスクトップへのサーバ接続をキオスク モードで作成します。このクエリを使用する場合に、クライアント デバイスの MAC アドレスからアカウント名を生成したときには、ユーザー情報を指定しないでください。「custom-」で始まる名前など、カスタム アカウント名を ADAM で作成した場合、アカウント情報を指定する必要があります。

  • useExisting

    このオプションが true に設定されている場合、実行できる Horizon Client インスタンスは 1 つのみです。ユーザーが 2 番目のサーバへの接続を試みる場合、ユーザーは 1 番目のサーバからログアウトし、リモート デスクトップおよび公開アプリケーション セッションを切断する必要があります。このオプションが false に設定されている場合は、複数の Horizon Client インスタンスを実行でき、ユーザーが同時に複数のサーバに接続できます。デフォルトは true です。構文の例は useExisting=false です。

  • unauthenticatedAccessEnabled

    このオプションが true に設定されている場合、非認証アクセス機能は、デフォルトで有効になります。[非認証アクセス] オプションがユーザー インターフェイスに表示され選択されます。このオプションが false に設定されている場合、非認証アクセス機能は無効になります。[非認証アクセス] 設定が表示されず、無効になります。このオプションが "" に設定されている場合、非認証アクセス機能は無効になります。[非認証アクセス] 設定はユーザー インターフェイスに表示されず、無効になります。構文の例は unauthenticatedAccessEnabled=true です。

  • unauthenticatedAccessAccount

    非認証アクセス機能が有効になっている場合、使用するアカウントを設定します。非認証アクセス機能が無効な場合、このクエリは無視されます。anonymous1 ユーザー アカウントを使用する場合、unauthenticatedAccessAccount=anonymous1 のように構文を指定します。

URI の例

URI スキームを使用してハイパーテキスト リンクまたはボタンを作成し、これらのリンクを E メールまたは Web ページで使用できます。たとえば、エンド ユーザーは URI リンクをクリックして、指定した起動オプションでリモート デスクトップを開くことができます。

各 URI の例に続いて、URI リンクをクリック後にエンド ユーザーに表示される事項について説明します。

[URI scheme]://horizon.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=start-session

Horizon Client が起動して、horizon.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ダイアログ ボックスが表示され、ユーザー名、ドメイン名、およびパスワードをユーザーに求めます。ログインに成功すると、表示名が Primary Desktop のリモート デスクトップにクライアントが接続します。ユーザーはゲスト OS にログインされます。

**注:**この例では、デフォルトの表示プロトコルとウィンドウ サイズが使用されます。デフォルトの表示プロトコルは PCoIP で、デフォルトのウィンドウ サイズは全画面表示です。

[URI scheme]://horizon.mycompany.com:7555/Primary%20Desktop

この URI は前の例と同じ効果がありますが、Horizon Connection Server インスタンスに 7555 の非デフォルト ポートを使用するところが異なります。(デフォルト ポートは 443 です。)リモート デスクトップ ID が提供されるので、start-session アクションが URI に含まれていない場合であっても、リモート デスクトップが開きます。

[URI scheme]://fred@horizon.mycompany.com/Finance%20Desktop?desktopProtocol=PCOIP

Horizon Client が起動して、horizon.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ダイアログ ボックスで、[ユーザー名] テキスト ボックスに fred が挿入されます。ユーザーはドメイン名とパスワードを入力する必要があります。ログインに成功すると、表示名が Finance Desktop のリモート デスクトップにクライアントが接続します。ユーザーはゲスト OS にログインされます。PCoIP 表示プロトコルを使用して接続します。

[URI scheme]://horizon.mycompany.com/Calculator?action=start-session&appProtocol=BLAST

Horizon Client が起動して、horizon.mycompany.com サーバに接続します。ユーザーは、ログイン ダイアログ ボックスにユーザー名、ドメイン名、パスワードを入力する必要があります。ログインに成功すると、クライアントは Calculator という表示名の公開アプリケーションに接続します。Omnissa Horizon Blast 表示プロトコルを使用して接続します。

[URI scheme]://fred@horizon.mycompany.com/Finance%20Desktop?domainName=mycompany

Horizon Client が起動して、horizon.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ダイアログ ボックスで、[ユーザー名] テキスト ボックスに fred が挿入され、[ドメイン] テキスト ボックスに mycompany が挿入されます。ユーザーはパスワードを入力する必要があるだけです。ログインに成功すると、表示名が Finance Desktop のリモート デスクトップにクライアントが接続します。ユーザーはゲスト OS にログインされます。

[URI scheme]://horizon.mycompany.com/

Horizon Client が起動し、horizon.mycompany.com サーバに接続するためのログイン プロンプトが表示されます。

[URI scheme]://horizon.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=reset

Horizon Client が起動して、horizon.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ダイアログ ボックスが表示され、ユーザー名、ドメイン名、およびパスワードをユーザーに求めます。ログインに成功すると、Horizon Client は指定されたデスクトップをリセットします。

**注:**管理者がリモート デスクトップのリセット機能を有効にしている場合にのみ、このアクションを実行できます。

[URI scheme]://horizon.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=restart

Horizon Client が起動して、horizon.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ダイアログ ボックスが表示され、ユーザー名、ドメイン名、およびパスワードをユーザーに求めます。ログインに成功すると、Horizon Client は指定されたデスクトップを再起動します。

**注:**管理者がリモート デスクトップの再起動機能を有効にしている場合にのみ、このアクションを実行できます。

[URI scheme]://horizon.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=start-session&connectUSBOnStartup=true

この URI は最初の例と同じ効果があり、クライアント システムに接続しているすべての USB デバイスは、リモート デスクトップにリダイレクトされます。

[URI scheme]://

実行されていない場合は、Horizon Client を起動します。Horizon Client が実行されている場合、フォアグラウンドで実行されます。

[URI scheme]://10.10.10.10/My%20Notepad++?args=%22My%20new%20file.txt%22

My Notepad++ をサーバ 10.10.10.10 で起動して、引数 My new file.txt を公開アプリケーションの起動コマンドに渡します。スペース文字と二重引用符では、パーセントのエスケープ文字が使用されます。ファイル名にはスペース文字が含まれるため、二重引用符で囲まれています。

次の構文を使用して、Windows コマンド ライン プロンプトでこのコマンドを入力することもできます。

[executable]--serverURL 10.10.10.10 --appName "My Notepad++" --args ""my new.txt""

この例では、二重引用符は、\" の文字を使用してエスケープされます。

[URI scheme]://10.10.10.10/Notepad++%2012?args=a.txt%20b.txt

Notepad++ 12 をサーバ 10.10.10.10 で起動して、引数 a.text b.txt を公開アプリケーションの起動コマンドに渡します。引数は引用符で囲まれていないため、スペースがファイル名の区切りとなり、2 つのファイルが Notepad++ で別々に開きます。

**注:**公開アプリケーションによって、コマンドラインの引数を使用する方法が異なる場合があります。たとえば、引数 a.txt b.txt をワードバッドに渡すと、ワードバッドは a.txt の 1 つのファイルのみを開きます。

[URI scheme]://horizon.mycompany.com/Notepad?unauthenticatedAccessEnabled=true&unauthenticatedAccessAccount=anonymous1

Horizon Client が起動し、anonymous1 ユーザー アカウントを使用して horizon.mycompany.com サーバに接続します。Notepad アプリケーションは、ユーザーにログイン認証情報を求めずに起動します。

HTML コードの例

URI を使用してハイパー リンクおよびボタンを作成し、電子メールまたは Web ページに含めることができます。以下の例では、[Test Link(テスト リンク)] というラベルのハイパー リンクと [TestButton] というラベルのボタンのコードを記述するために、最初の URI のサンプルの URI を使用しています。

<html>
<body>

<a href="[URI scheme]://horizon.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=start-session">Test Link</a><br>

<form><input type="button" value="TestButton" onClick="window.location.href=
'[URI scheme]://horizon.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=start-session'"></form> <br>

</body>
</html>

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