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2026 年 4 月 24 日

Horizon Windows Client の Omnissa Horizon Blast オプションの構成

Omnissa Horizon Client for Windows には、Horizon Blast 表示リモート プロトコルに関連するオプションを構成できる [Blast] メニュー項目があります。これらのオプションのほとんどは、Horizon Blast でのビデオ圧縮方法(デコード方法やコーデックなど)の使用を制御するものです。

Horizon Blast コーデックのサポート

Horizon Blast では、Horizon Agent から Horizon Client にリモート画面のコンテンツを送信するときに、H.264、HEVC、AV1 などの業界標準のコーデックを使用できます。その結果、Horizon Agent と Horizon Client の両方で、さまざまなシステム ハードウェアによる GPU ハードウェア アクセラレーションを使用できます。

Horizon Agent は、次の表に示すコーデックをサポートしています。

Horizon Agent でサポートされているコーデック
ハードウェア エンコードのコーデック
  • HEVC
  • H.264(ハードウェア エンコード)
  • AV1
ソフトウェア エンコードのコーデック
  • BlastCodec
  • H.264(ソフトウェア エンコード)
  • アダプティブ

Horizon Client は、次の表に示すコーデックをサポートしています。

Horizon Client でサポートされているコーデック
ハードウェア デコードのコーデック
  • H.264(ほとんどのハードウェアでサポートされ、通常は標準カラーのみをサポートします)
  • HEVC
  • AV1
ソフトウェア デコードのコーデック
  • BlastCodec
  • H.264(高解像度カラーを含む)
  • アダプティブ

コーデック オプションのサマリ

  • [BlastCodec] はバンド幅効率に優れた汎用コーデックで、特にオフィス ワークロードに適しています。このコーデックには、設計上、高解像度カラーが含まれています。

  • [H.264] は、マルチメディア コンテンツの再生機能を最適化し、ほとんどのクライアント ハードウェアでサポートされています。このコーデックを使用すると、低電力シン クライアントのフレーム レートが向上する可能性があります。また、テキストやグラフィックの色をより鮮明に表示するために、高解像度カラーを有効にすることもできます。ただし、このオプションではソフトウェア デコーダを使用する必要があり、クライアント マシンの CPU 使用率が増加する可能性があります。

  • [HEVC (High Efficiency Video Coding)] は、マルチメディア コンテンツ用にも最適化されており、より特殊なハードウェア要件があります。このコーデックに高解像度カラーを許可するオプションがあります。

  • **[AV1 (AOMedia Video 1) ]**は、ビデオ伝送用に設計されたロイヤリティフリーのコーデックです。Horizon Client は現在、このコーデックの高解像度カラーをサポートしていません。

  • [Adaptive] は、Horizon Blast でサポートされていたオリジナルのソフトウェア コーデックで、その後 Horizon BlastCodec に置き換わりました。Horizon Client は、他のコーデック(Horizon BlastCodec や H.264 など)がサポートされていない場合のフォールバックとして Adaptive を使用します。

高解像度カラーは、YUV 4:4:4 カラー マトリックスを使用しており、標準定義の YUV 4:2:0 マトリックスの 4 倍の色解像度を提供します。ARM プロセッサでは、高解像度カラーはサポートされていません。

サポートされている最大解像度は、クライアントの画像処理装置 (GPU) の処理能力によって異なります。JPEG/PNG の 4K 解像度をサポートできる GPU であっても、H.264 の 4K 解像度をサポートしない場合があります。

環境でネットワーク プロキシ サーバが使用されている場合、オペレーティング システムで構成されているデフォルトのプロキシ サーバ経由での Horizon Blast 接続を許可するかどうか指定できます。

SSL プロキシ サーバの場合は、SSL プロキシ サーバを介したセカンダリ接続の証明書確認も設定する必要があります。詳細については、「Horizon Windows Client での証明書確認モードの設定」を参照してください。

前提条件

システム環境が次の要件を満たしていることを確認します。

  • インストールされている Horizon Agent のバージョンに応じて、Horizon 管理者はエージェント側のグループ ポリシー設定を使用して、Horizon Blast 機能(H.264 および HEVC の高解像度カラーを含む)を有効または無効にすることができます。詳細については、『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』の「Blast ポリシー設定」を参照してください。
  • 高解像度カラーを使用するには、Horizon Agent 2203 以降をインストールする必要があります。
  • 使用するデコード方法をサポートする GPU がクライアント デバイスにある必要があります。たとえば、AV1 デコードは、NVIDIA と Intel GPU でサポートされます。
  • クライアント側の [Horizon Blast 接続でオペレーティング システムのプロキシ設定を使用することを許可] グループ ポリシー設定により、Horizon Blast 接続がプロキシ サーバ経由で接続できるかどうかが決まります。また、ユーザーが Horizon Client のユーザー インターフェイスで Horizon Blast プロキシ サーバの設定を変更できるかどうかも決まります。詳細については、「グループ ポリシー設定による Horizon Windows Client の構成」を参照してください。

**注:**Horizon セッションで 120 FPS を達成するには、次を参照してください。 追加の最大フレーム レートの情報

手順

Horizon Blast オプションは、サーバに接続する前または後で設定できます。

  1. Horizon Client を開始します。

  2. メニュー バーの右上隅にある [設定](歯車のアイコン)をクリックして、[Blast] を選択します。

    Horizon Blast 設定には、デコード オプションを指定するためのコントロールが含まれています。

  3. Horizon BlastCodec ソフトウェア デコードを許可するには、[Horizon BlastCodec デコードを許可する] オプションをオンに切り替えます。

    このオプションをオンに切り替えると、Horizon Client は Horizon Agent に BlastCodec の使用を許可します。デフォルトでは、このオプションはオンに設定されています。

    **注:**Horizon BlastCodec は、Horizon Agent バージョン 2006 以降でのみサポートされます。Horizon Agent バージョン 7.13 以前の場合は、別のコーデックが使用されます。詳細については、「コーデックの優先順位」を参照してください。

  4. H.264 デコード オプションを構成します。

    1. H.264 デコードを許可するには、[H.264 デコードを許可] オプションをオンに切り替えます。

      このオプションをオンに切り替えると、Horizon Client は Horizon Agent に H.264 の使用を許可します。デフォルトでは、このオプションはオンに設定されています。

      ほとんどのクライアント ハードウェアは、標準カラーの H.264 の GPU アクセラレーション デコードをサポートしています。

    2. H.264 デコードが許可されている場合にカラー テキストとグラフィックの鮮明さを向上させるには、[HD カラーを許可する(バッテリの寿命が短くなり、パフォーマンスが低下する可能性があります)] チェック ボックスをオンにします。

      このオプションを選択すると、Horizon Client は H.264 4.4.4 デコードの使用を許可します。このオプションを選択すると、バッテリの消耗が早くなったり、パフォーマンスが低下する場合があります。デフォルトでは、この設定オプションは選択解除されています。

  5. HEVC デコード オプションを構成します。

    1. HEVC デコードを許可するには、[HEVC デコードを許可する] をオンに切り替えます。

      このオプションをオンに切り替えると、Horizon Client は Horizon Agent に HEVC の使用を許可します。HEVC を使用するには、クライアント マシンとエージェント マシンの両方で HEVC の GPU ハードウェア サポートが必要です。

      デフォルトでは、このオプションはオンに設定されています。

    2. HEVC デコードが許可されている場合にカラー テキストとグラフィックの鮮明さを向上させるには、[HD カラーを許可(パフォーマンスが低下する可能性があります)] チェック ボックスをオンにします。

      このオプションを選択すると、Horizon Client は HEVC 4.4.4 デコードの使用を許可します。デフォルトでは、この設定オプションは選択解除されています。

      **注:**高解像度カラーは、カラー テキストとグラフィックのより鮮明な表示を提供します(一般的に使用される YUV 4:2:0 の代わりに YUV 4:4:4 カラー マトリックスを使用)。ただし、一部の GPU では、高解像度カラーが有効になっている HEVC のエンコード/デコードでパフォーマンスが低下します。フレーム レートの大幅な低下などのパフォーマンスの問題が発生した場合は、このオプションを選択解除して、高解像度カラーを許可しないようにします。

    3. High Dynamic Range デコードを有効にするには、[HDR (High Dynamic Range) デコードを許可] チェック ボックスを選択します。

  6. AV1 デコードを許可するには、[AV1 デコードを許可] オプションをオンに切り替えます。

    AV1 を使用するには、クライアント マシンとエージェント マシンの両方で AV1 の GPU ハードウェア サポートが必要です。

  7. プロキシ サーバ経由での Horizon Blast 接続を許可するには、[Horizon Blast 接続でオペレーティング システムのプロキシ設定を使用することを許可] オプションをオンに切り替えます。

  8. ネットワークが不安定な場合の警告メッセージを表示しないようにするには、[ネットワーク状態の表示を無効にする] オプションをオンに切り替えます。

変更内容は、ユーザーが次にリモート デスクトップまたは公開アプリケーションに接続するか、Horizon Blast 表示プロトコルを選択したときに有効になります。変更内容は、既存の Horizon Blast セッションには影響しません。

Horizon Client が Blast Secure Gateway 経由でリモート デスクトップまたは公開アプリケーションに接続できない場合は、詳細なエラー メッセージが表示されます。

コーデックの優先順位

Horizon Blast 接続を開始するときに、Horizon Client と Horizon Agent がネゴシエートし、使用するコーデックを特定します。このネゴシエーション プロセスでは、次の処理が実行されます。

  1. Horizon Client が、クライアント マシンのハードウェアを介してサポートし、[Horizon Blast の構成] の設定で許可しているコーデックのリストを提示します。

  2. Horizon Agent がクライアント リストを受信し、エージェントがエージェント マシン ハードウェアを介してサポートし、エージェント構成の設定で許可しているコーデックのリストに適用します。エージェント リストは、クライアント リストに存在するコーデックのみが含まれるようにフィルタリングされます。

  3. フィルタされたエージェント リストに基づいて、Horizon Agent がハードウェア コーデックの優先順位を設定します。ハードウェア コーデックが使用できない場合は、ソフトウェア コーデックにフォールバックします。優先順位については、このページの後半で概要を説明します。

    **注:**エージェント仮想マシンは通常、H.264、HEVC、および AV1 ハードウェア コーデックをサポートしていません。これらのコーデックを使用するには、ハイパーバイザー ホストに専用の GPU ハードウェアが必要になります。このため、Horizon Agent は通常、Horizon BlastCodec をデフォルトとして使用するソフトウェア エンコードを使用します。

システム環境が次のすべての基準を満たしている場合、Horizon Agent はハードウェア コーデックを使用します。

  • [エージェント] マシンでハードウェア コーデックがサポートされている。
  • HEVC および AV1 の場合、[クライアント] マシンにハードウェア コーデックをサポートする GPU が搭載されている。
  • **[クライアント]**側の Horizon Blast オプションが、デコード方法を使用できるように構成されている。

Horizon Agent は、次の優先順位に従ってハードウェア コーデックを選択します。

  1. HEVC 4:4:4 (高解像度カラー)
  2. H.264 4:4:4 (高解像度カラー)
  3. AV1 4:2:0(標準カラー)
  4. HEVC 4:2:0(標準カラー)
  5. H.264 4:2:0(標準カラー)

ハードウェア コーデックがクライアント マシンとエージェント マシンの両方でサポートされていない場合、Horizon Agent は、次の優先順位とクライアントで許可されているデコード方法に従ってソフトウェア コーデックを選択します。

  1. Horizon BlastCodec(高解像度カラー)
  2. H.264 4:4:4 (高解像度カラー)
  3. H.264 4:2:0(標準カラー)
  4. アダプティブ(高解像度カラー)

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