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2026 年 7 月 28 日

USB 構成プロパティの設定

USB 構成プロパティは、/etc/omnissa/config/usr/lib/omnissa/config、および ~/.omnissa/config 構成ファイルで設定できます。

以下の構文を使用して、構成ファイルに USB 構成プロパティを設定します。

viewusb.property1 = "value1"

USB 構成プロパティを使用して、特定のタイプのデバイスをリダイレクトするかどうかを制御できます。フィルタリング プロパティも使用して、一部のタイプのデバイスを除外したり、対象にすることもできます。複合デバイスを分割するためのプロパティも用意されています。

一部のプロパティ値では、USB デバイスに VID (vendor ID) および PID (product ID) が必要です。VID および PID を見つけるには、vidpid を組み合わせた製品名をインターネット検索できます。あるいは、Omnissa Horizon Client の実行中に、USB デバイスをローカル システムに接続して /tmp/omnissa-<current_user>/horizon-client-usbd-*.log ファイルを調べることができます。このファイルの場所を設定するには、次のように /etc/omnissa/config ファイルの view-usbd.log.fileName プロパティを使用します。

 view-usbd.log.fileName = "/tmp/usbd.log"

次の表に、使用可能な USB 構成プロパティの説明を示します。

USB リダイレクト用の構成プロパティ
ポリシー名とプロパティ説明
自動デバイス分割を許可する プロパティ: viewusb.AllowAutoDeviceSplitting複合 USB デバイスの自動分割を許可します。 デフォルト値は定義されていませんが、これは false が設定されている場合に相当します。
Vid/Pid デバイスを分割から除外する プロパティ: viewusb.SplitExcludeVidPidベンダーおよびプロダクト ID で指定された複合 USB デバイスは、分割対象から除外します。設定の形式:vid-xxx1_pid-yyy1[;vid-xxx2_pid-yyy2]... ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字 (*) を使用できます。 例:vid-0781_pid-55** デフォルト値は定義されていません。
Vid/Pid デバイスを分割する プロパティ: viewusb.SplitVidPidベンダーおよびプロダクト ID で指定した複合 USB デバイスのコンポーネントを、別のデバイスとして扱います。設定の形式: vid-xxxx_pid-yyyy([exintf:zz[;exintf:ww ]])[;...] exintf というキーワードを使用すれば、インターフェイス番号を指定することで、コンポーネントをリダイレクトから除外することができます。ID 番号は 16 進数で指定し、インターフェイス番号は先行ゼロをすべて含む 10 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字 (*) を使用できます。 例:vid-0781_pid-554c(exintf:01;exintf:02) 注:マウスやキーボード コンポーネントなどの自動的に除外されるコンポーネントが複合デバイスに含まれている場合、明示的に除外していないコンポーネントが自動的に含まれることはありません。これらのコンポーネントを含めるには、「Vid/Pid デバイスを含める」などのフィルタ ポリシーを指定する必要があります。 デフォルト値は定義されていません。
オーディオ入力デバイスを許可する プロパティ: viewusb.AllowAudioInオーディオ入力デバイスのリダイレクトを許可します。 デフォルト値は未定義になっています。Real-Time Audio-Video 機能がオーディオ入力とビデオ デバイスで使用され、USB リダイレクトがこれらのデバイスでデフォルトで使用されていないため、これは false に相当します。
オーディオ出力デバイスを許可する プロパティ: viewusb.AllowAudioOutオーディオ出力デバイスのリダイレクトを許可します。 デフォルト値は定義されていませんが、これは false が設定されている場合に相当します。
HID を許可する プロパティ: viewusb.AllowHIDキーボードまたはマウス以外の入力デバイスのリダイレクトを許可します。 デフォルト値は定義されていませんが、これは true が設定されている場合に相当します。
HIDBootable を許可する プロパティ: viewusb.AllowHIDBootableキーボードとマウス以外で、起動時に利用可能な入力デバイス(起動可能なデバイス)のリダイレクトを許可します。 デフォルト値は定義されていませんが、これは true が設定されている場合に相当します。
デバイス記述子のフェイルセーフを許可する プロパティ: viewusb.AllowDevDescFailsafeHorizon Client が設定またはデバイス記述子を取得できない場合でも、デバイスのリダイレクトを許可します。 config/desc が失敗してもデバイスを許可するには、IncludeVidPid または IncludePath などの Include フィルタにそれを含みます。 デフォルト値は定義されていませんが、これは false が設定されている場合に相当します。
キーボードおよびマウス デバイスを許可する プロパティ: viewusb.AllowKeyboardMouse統合型ポインティング デバイス(マウス、トラックボール、タッチ パッドなど)付きキーボードのリダイレクトを許可します。 デフォルト値は定義されていませんが、これは false が設定されている場合に相当します。
スマート カードを許可する プロパティ: viewusb.AllowSmartcardスマート カード デバイスのリダイレクトを許可します。 デフォルト値は定義されていませんが、これは false が設定されている場合に相当します。
ビデオ デバイスを許可する プロパティ: viewusb.AllowVideoビデオ デバイスのリダイレクトを許可します。 デフォルト値は未定義になっています。Real-Time Audio-Video 機能がオーディオ入力とビデオ デバイスで使用され、USB リダイレクトがこれらのデバイスでデフォルトで使用されていないため、これは false に相当します。
リモート構成のダウンロードを無効にする プロパティ: viewusb.DisableRemoteConfigUSB デバイスのフィルタリングを実行する場合は、Horizon Agent 設定の使用を無効にします。 デフォルト値は定義されていませんが、これは false が設定されている場合に相当します。
すべてのデバイスを除外する プロパティ: viewusb.ExcludeAllDevicesリダイレクト対象からすべての USB デバイスを除外します。true に設定すると、その他のポリシー設定を使用して、特定のデバイスまたはデバイス ファミリがリダイレクトされるようにすることができます。false に設定すると、その他のポリシー設定を使用して、特定のデバイスまたはデバイス ファミリがリダイレクトされるのを防止できます。 Horizon Agent で [すべてのデバイスを除外する] の値を true に設定した場合、この設定が Horizon Client に渡されると、Horizon Agent の設定が Horizon Client の設定よりも優先されます。 デフォルト値は定義されていませんが、これは false が設定されている場合に相当します。
デバイス ファミリを除外する プロパティ: viewusb.ExcludeFamilyリダイレクト対象からデバイス ファミリを除外します。設定の形式:family_name_1[;family_name_2]... 例:bluetooth;smart-card 自動デバイス分割を有効にした場合、Horizon Client は複合 USB デバイスの各インターフェイスのデバイス ファミリを調べ、除外するインターフェイスを決定します。自動デバイス分割を無効にした場合、Horizon Client は複合 USB デバイス全体のデバイス ファミリを調べます。 デフォルト値は定義されていません。
Vid/Pid デバイスを除外する プロパティ: viewusb.ExcludeVidPid特定のベンダーとプロダクト ID のデバイスをリダイレクト対象から除外します。設定の形式:vid-xxx1_pid-yyy2[;vid-xxx2_pid-yyy2]... ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字 (*) を使用できます。 例:vid-0781_pid-****;vid-0561_pid-554c デフォルト値は定義されていません。
パスを除外する プロパティ: viewusb.ExcludePath 特定のハブまたはポートのパスにあるデバイスをリダイレクト対象から除外します。設定の形式: bus-x1[/y1]..._port-z1[;bus-x2[/y2]..._port-z2]... バスやポート番号は 16 進数で指定する必要があります。パスにワイルドカード文字を使用することはできません。 例:bus-1/2/3_port-02;bus-1/1/1/4_port-ff デフォルト値は定義されていません。
デバイス ファミリを含める プロパティ: viewusb.IncludeFamily デバイス ファミリをリダイレクト対象に含めます。設定の形式:family_name_1[;family_name_2]... 例:storage デフォルト値は定義されていません。
パスを含める プロパティ: viewusb.IncludePath 特定のハブやポートのパスにあるデバイスをリダイレクト対象に含めます。設定の形式: bus-x1[/y1]..._port-z1[;bus-x2[/y2]..._port-z2]... バスやポート番号は 16 進数で指定する必要があります。パスにワイルドカード文字を使用することはできません。 例:bus-1/2_port-02;bus-1/7/1/4_port-0f デフォルト値は定義されていません。
Vid/Pid デバイスを含める プロパティ: viewusb.IncludeVidPid 特定のベンダー ID とプロダクト ID を持ち、リダイレクト可能なデバイスを指定します。設定の形式:vid-xxx1_pid-yyy2[;vid-xxx2_pid-yyy2]... ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字 (*) を使用できます。 例:vid-0561_pid-554c デフォルト値は定義されていません。
デバイス ファミリの自動転送を除外する プロパティ: viewusb.ExAutoRedirectFamily 転送対象からデバイス ファミリを自動的に除外します。設定の形式:family_name_1[;family_name_2]... 例:storage デフォルト値は定義されていません。
Vid/Pid デバイスの自動転送を除外する プロパティ: viewusb.ExAutoRedirectVidPid 特定のベンダーとプロダクト ID のデバイスを自動転送の対象から除外します。設定の形式:vid-xxx1_pid-yyy2[;vid-xxx2_pid-yyy2]... ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字 (*) を使用できます。 例:vid-0561_pid-554c デフォルト値は定義されていません。

USB リダイレクトの例

USB リダイレクトの効果の例を説明とともに示します。

  • マウス デバイス ファミリ内のほとんどのデバイスが含まれます。

    viewusb.IncludeFamily = "mouse" 
    viewusb.ExcludeVidPid = "Vid-0461_Pid-0010;Vid-0461_Pid-4d20"
    

    この例の最初のプロパティは、Horizon Client にマウス デバイスをリモート デスクトップにリダイレクトするように指示します。第 2 のプロパティは最初の指示を無効にし、Horizon Client に特定の 2 つのマウス デバイスをローカルのままにして、リダイレクトしないように指示します。

  • デバイスの自動分離を有効にしますが、特定のデバイスのうち片方は分離されないようにします。もう片方の特定のデバイスについては、そのコンポーネントの 1 つをローカルにしたままにして、他のコンポーネントをリモート デスクトップにリダイレクトします。

    viewusb.AllowAutoDeviceSplitting = "True"
    viewusb.SplitExcludeVidPid = "Vid-03f0_Pid-2a12"
    viewusb.SplitVidPid = "Vid-0911_Pid-149a(exintf:03)"
    viewusb.IncludeVidPid = "Vid-0911_Pid-149a"
    

    複合 USB デバイスは、ビデオ入力デバイスやストレージ デバイスなど、2 つ以上のデバイスの組み合わせで構成されます。この例の最初のプロパティは、複合デバイスの自動分離を有効にします。2 つ目のプロパティは、指定した複合 USB デバイス (Vid-03f0_Pid-2a12) を分割から除外します。

    3 つ目のプロパティは、異なる複合デバイス (Vid-0911_Pid-149a) のコンポーネントを個別のデバイスとして取り扱いますが、インターフェイス番号が 03 のコンポーネントはリダイレクトから除外するように Horizon Client に指示します。このコンポーネントはローカルのままです。

    この複合デバイスには、マウスやキーボードなど、通常はデフォルトで除外されるコンポーネントが含まれているため、複合デバイス Vid-0911_Pid-149a の他のコンポーネントがリモート デスクトップにリダイレクトできるように、4 行目が必要となります。

    最初の 3 つのプロパティは、分離プロパティです。最後のプロパティはフィルタリング プロパティです。フィルタリング プロパティは、分離プロパティの前に処理されます。

**重要:**これらのクライアント構成プロパティは、リモート デスクトップの Horizon Agent に設定された対応するポリシーによって結合または無効にされる場合があります。Horizon Agent USB ポリシーに関連してクライアントで USB 分割およびフィルタリングがどのように機能するかについては、『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』の USB リダイレクトを制御するためのポリシーの使用についてのトピックを参照してください。

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