ローミング プロファイルは主にマネージド デスクトップ環境で使用されます。ローミング プロファイルを使用すると、Windows セッション中にユーザーが変更したすべての個人設定は、ユーザーがログアウトするときに中央のローミング プロファイルに保存されます。ユーザーが Windows セッションにログインすると、中央からローミング プロファイルが再度コピーされます。Dynamic Environment Manager では、ローミング プロファイルのサイズの管理とログイン時間の短縮が可能になり、アプリケーションや Windows のローミング プロファイルの設定管理も大幅に柔軟になります。
Dynamic Environment Manager でローミング プロファイルを長時間使用しないようにします。通常は、ローミング プロファイルから Dynamic Environment Manager で管理されているローカル プロファイルまたは固定プロファイルへの移行を開始する場合にのみ、Dynamic Environment Manager でローミング プロファイルを実行します。Dynamic Environment Manager のベスト プラクティスは、ローカル プロファイルまたは固定プロファイルのどちらかを使用することです。
- メリット
- ローミング プロファイルを有効にする以外に、特別な管理は必要ありません。
- 同じオペレーティング システムを実行している異なるマシン間で、ユーザーとともに個人設定も移動します。
- デメリット
- ユーザーが変更可能な設定を細かく制御できるわけではありません。デフォルトですべてが保存されます。
- ローミング プロファイルのサイズが大きいと、破損したり、個々のローミングプロファイルが完全にリセットされたりする可能性があります。その結果、ユーザーがすべての個人設定を元に戻すのに、長い時間がかかる場合があります。
- すべてのアプリケーション設定および Windows 設定が単一のコンテナに保存されるため、アプリケーションの不具合のトラブルシューティングを行うと、個々のローミング プロファイルが完全にリセットされる可能性があります。
- 異なるオペレーティング システム間ではローミング プロファイルは移動されないため、デスクトップとターミナル サービスなどが混在している環境では、1 人のユーザーが複数のローミング プロファイルを持つことになります。
- ローミング プロファイルのサイズが不必要に大きくなる可能性があり、ログインにかかる時間が長くなります。
- アプリケーションのショートカットとファイル タイプの関連付けはローミング プロファイルに保存されるため、アプリケーションがインストールされていないデバイスにユーザーがプロファイルを移動すると、混乱が発生することが多くあります。
Dynamic Environment Manager を使用することで、ローミング プロファイルのデメリットの多くに対処できます。
- プロファイルのクリーンアップ機能を使用すると、ログアウト時に各ユーザー プロファイルの重要でない部分や古い部分をクリーンアップできます。
- 事前定義機能を使用して、ビジネス クリティカルなアプリケーションに関する一連の固定設定を作成します。また、事前定義設定では、特定のアプリケーションに関する個人設定を禁止することもできます。
- インポート/エクスポート、およびプロファイルのクリーンアップ機能を使用することで、アプリケーションと Windows の個人設定をローミング プロファイルから分離および分割できます。
- Dynamic Environment Manager が管理するすべての設定(ファイルやフォルダを含む)を圧縮することで、ログインにかかる時間を短縮できます。
- ローミング プロファイルのすべての設定を中央に保存することで、すべてリセットされた場合でも設定を利用できます。
- ユーザーのローミング プロファイルをすべてリセットしなくても、特定のアプリケーション設定や Windows 設定をリセットできます。
- アプリケーションや Windows の個人設定を、異なるオペレーティング システム間で移動させることで、一貫性のあるユーザー使用環境を提供します。
- 一連の条件を使用することで、ユーザーのビジネス ケースに応じてさまざまなアプリケーション設定と Windows 設定を提供できます。
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