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2026 年 5 月 8 日

Omnissa Dynamic Environment Manager ログの操作

Dynamic Environment Manager は、問題の特定とトラブルシューティングに役立つデバッグ ログを提供します。このトピックでは、ログ ファイルを使用して環境のトラブルシューティングを行う方法について説明します。

手順

  1. FlexEngine のログ設定を構成するか、すでに構成されている設定を確認します。「FlexEngine のログ設定の構成」を参照してください。

    FlexEngine のログ設定の構成手順

    オプション説明
    Path and name of log file ユーザーごとに固有の場所を入力し、ファイル名 FlexEngine.log を含めます。
    次に例を示します。 \\Filesrv\\DemUsers$\%username\%\\Logs\\FlexEngine.log
    Log levelデバッグを行うため、ログ レベルを Debug に設定します。
    注:本番環境では DebugInfo を使用しないでください。ログに記録される情報量が多いと、ログインとログアウトの処理が低速になる可能性があります。
    Maximum log file size in kBログ ファイルの最大サイズを設定します。ログ ファイルの最大サイズを設定した場合、そのサイズに達するとログ ファイルが再作成されます。最大サイズを 0 に設定した場合、ログ ファイルは無制限に拡大します。
    Log total size of profile archive and profile archive backups foldersパス ベースのエクスポートの終了時に、FlexEngine が、プロファイル アーカイブとプロファイル アーカイブ バックアップの数とファイル サイズを記録します。
  2. ターゲット マシンにログインし、ログアウトして、Dynamic Environment Manager が「インポート」(ログイン)および「エクスポート」(ログアウト)セクションを含むログ ファイルを生成できるようにします。

  3. 少なくとも 1 つのインポート アクションと 1 つのエクスポート アクションを含む FlexEngine.log ファイルを開きます。

  4. 「Performing path-based import」という行を検索し、上にスクロールして「Starting FlexEngine...」という行を確認します。

    1. バージョン番号を確認し、インストールされている FlexEngine のバージョンを特定します。FlexEngine バージョンのリリース ノートで、既知の問題がインストール環境に該当するかどうかを確認します。

      [INFO] Starting FlexEngine v10.4.0.513 [IFP#62b757ff-1f5c72>>]
      
    2. Dynamic Environment Manager エージェントがどのようにその構成を受信しているかを確認します。Dynamic Environment Manager は、グループ ポリシー オブジェクトのポリシー設定を使用するか、NoAD.xml 構成ファイルの XML 属性を使用して構成されます(NoAD モード)。次の例は、NoAD モードで実行している FlexEngine を示しています。

      [INFO] Running from service (NoAD)
      

      ポリシー設定を使用して FlexEngine を構成した場合:

      [INFO] Running from service
      
    3. ログインが問題なく行われたかどうかを確認します。ユーザーがログインできた場合は、ログ ファイルに次の行が表示されます。

      [DEBUG] Performing path-based import
      
    4. ユーザー名、コンピュータ名、Windows バージョンなど、その他の情報のログを確認します。

      [DEBUG]    User: DEMO\uem5, Computer: H-W101, OS: x64-win10 (Version 1607, BuildNumber 14393.0, SuiteMask 100, ProductType 1/7d, Lang 0409, IE 11.0.14393.0, App-V 5.2.0.0, VDM 7.2.0.5748532, UEM 9.2.0.701, ProcInfo 1/2/2/2, UTC+02:00D), PTS: 1132/4324/1CT
      
    5. 使用されているプロファイルのタイプ(ローカル、ローミング、または必須)に注意します。Dynamic Environment Manager にはローミング プロファイルを使用しないでください。プロファイルが 2 回保存され、遅延が発生します。

      [DEBUG]    Profile state: local (0x00000204)
      
  5. 「Done (N ms)」という用語を検索します。N はミリ秒数を表します。次に、上にスクロールして次のセクションを表示します。

    1. 処理された Dynamic Environment Manager 構成ファイルの数の概要を確認します。これらのファイルは、Dynamic Environment Manager の個人設定機能を管理します。

      [DEBUG] Processed 58 Flex config files (30 successful, 12 skipped, 12 added to DirectFlex cache, 4 inactive)
      
    2. 処理されたすべてのユーザー環境アクションの概要を表示し、正常に処理されたかどうかを確認します。

      [DEBUG] Processed 2 UEM drive mappings (1 scheduled, 1 skipped)
      [DEBUG] Processed 1 UEM settings import (1 inactive)
      [DEBUG] Processed 3 UEM ADMX-based settings (3 successful)
      [DEBUG] Processed 21 UEM shortcuts (3 successful, 6 skipped, 12 inactive)
      [DEBUG] Processed 2 UEM folder redirection settings (1 successful, 1 inactive)
      [DEBUG] Processed 1 UEM Horizon Smart Policies setting (1 skipped)
      [DEBUG] Processed 1 UEM application blocking setting (1 inactive)
      [DEBUG] Processed 1 UEM privilege elevation setting (1 inactive)
      
    3. DirectFlex が正常に起動したことを確認します。次に例を示します。

      [DEBUG] Started injection
      [DEBUG] Launched FlexEngine in DirectFlex mode
      
    4. ログイン時に FlexEngine がすべてのアクションを処理するのにかかった時間を確認します。次の例は、ユーザーのログイン中に Dynamic Environment Manager が 2391 ミリ秒間実行されたことを示します。

      [INFO ] Done (2391 ms) [<<IFP#bf65d9d3-T5]
      
    5. 非同期のドライブ マッピング、プリンタ マッピング、ショートカットを処理する非同期 FlexEngine が個別に起動しているかどうかを確認します。このアクションは Triggering scheduled UEM actions としてログに記録されます。別の非同期 FlexEngine が起動している場合は、非同期アクションが正しく完了したかどうかを FlexEngine-async.log で確認します。

  6. ログの次のセクションを検索します。

    [DEBUG] Performing path-based export
    
  7. ログのこのセクションの内容を確認します。

    1. リダイレクトされるフォルダを確認します。AppData とお気に入りをリダイレクトするのではなく、Dynamic Environment Manager 構成ファイルを使用して管理します。これらのフォルダをリダイレクトすると、パフォーマンスの問題が発生する可能性があります。たとえば、Internet Explorer の設定を管理するには、Dynamic Environment Manager 構成ファイル Internet Explorer-Personal Settings を使用します。お気に入りフォルダもリダイレクトした場合、ネットワークとの間でお気に入りファイルが複数回コピーされ、遅延が発生し、ログイン時間が遅くなります。同様に、AppData フォルダは(Dynamic Environment Manager の構成設定に関係なく)絶対にリダイレクトしてはなりません。

      [DEBUG]    Redirected folders: AppData, Desktop, Favorites, Personal
      
    2. グループ ポリシーの印刷制限を確認します。これらの制限は、Dynamic Environment Manager を使用してプリンタをマッピングしている場合、Dynamic Environment Manager との競合を引き起こす可能性があります。

      [DEBUG]    Policy "Point and Print Restrictions" is configured for the computer (1/2)
      
    3. プロファイル アーカイブが圧縮できるように設成されているか確認します。圧縮を無効にすると、パフォーマンスが低下する可能性があります。次に例を示します。

      [DEBUG]    Profile archives will be compressed
      
    4. ログイン時に使用できない共有を処理するために Dynamic Environment Manager がどのように構成されているかを確認します。使用できない Flex 構成ファイルまたはユーザー プロファイル アーカイブを Dynamic Environment Manager でどのように処理するかは、Dynamic Environment Manager GPO で、またはNoAD.xml ファイルで(NoAD モードを構成した場合)構成できます。詳細については、『Omnissa Dynamic Environment Manager のインストールと構成』の「ログイン設定で使用できないパスの構成」を参照してください。次に例を示します。

      [DEBUG]    If Flex config files path is not available at logon, log off automatically
      [DEBUG]    If profile archive path is not available at logon, skip import but apply user environment settings
          
      
    5. インポートのステータスを確認します。インポート ステータスが成功すると、エクスポートは通常どおり実行されます。インポートで問題が発生した場合、Dynamic Environment Manager は、誤った情報でユーザー プロファイルが上書きされるのを防ぐために、エクスポートをスキップします。次に例を示します。

      [DEBUG] Import status flag indicates success, so performing export
      
  8. ログの最後にある情報を確認します。

    1. 「triggered」という用語を検索して、トリガされたタスクがセッション中に実行されたかどうかを確認します。トリガされたタスクはログアウトするまで記録されないことに注意してください。次に例を示します。

      [DEBUG] No UEM triggered tasks have been performed
      
    2. また、ログアウト時の取り消しアクションが実行されたかどうかも確認できます。

      [DEBUG] Deleted application blocking and privilege elevation configuration
      [DEBUG] Processed 5 UEM shortcut undo actions (5 successful)
      [DEBUG] Processed 2 UEM export tasks (2 inactive)
      [DEBUG] Processed 8 UEM folder redirection setting undo actions (8 successful)
          
      
    3. ログアウト時に処理される構成ファイルの概要を確認します。これは、エクスポートされるユーザー プロファイル情報を理解するのに役立ちます。次に例を示します。

      [DEBUG] Processed 58 Flex config files (30 successful, 24 skipped, 4 inactive)
      
    4. ユーザー プロファイルのサイズの概要を確認します。ファイルのサイズが大きい場合、遅延が発生する可能性があります。次に例を示します。

      [DEBUG] Profile archive folder contains 15 files (231 kilobytes); profile archive backup folder contains no files
      
    5. FlexEngine がログアウト時にすべてのアクションを処理するのにかかった時間を確認します。この例では、ログアウト アクションの処理に 1804 ミリ秒かかりました。

      [INFO ] Done (1804 ms) [<<IFP#05388090-24749e4]
      
  9. 「WARN」、「ERROR」、「FATAL」という用語を検索して、警告とエラー メッセージを検索します。たとえば、次のメモは、DirectFlex が Firefox との連携に最適化された構成になっていないことを示しています。

    [WARN ] DirectFlex executable configuration: Generic config file 'Applications\Mozilla Firefox.ini' refers to both fully-qualified path 'C:\Program Files (x86)\Mozilla Firefox\firefox.exe' and to 'firefox.exe'. Configuring just 'firefox.exe' would be sufficient.
    

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