Skip to main content

2026 年 7 月 2 日

Omnissa Horizon Blast Extreme

Horizon Blast Extreme 表示プロトコルは、Horizon 環境でデスクトップおよび公開アプリケーションへのリモート アクセスを提供するために、Omnissa によって開発されました。

Horizon Blast Extreme は、さまざまなデバイスやネットワーク トポロジで適切に機能し、ネットワークの遅延と帯域幅の変化に適切に適応するように設計されており、TCP と UDP の両方のネットワーク転送を使用できます。

サポートされる使用方法

Horizon Blast Extreme 表示プロトコルは、次のようにリモートで使用できます。

  • 仮想マシンで実行される Windows および Linux デスクトップ
  • Windows リモート デスクトップ サービス (RDS) ホストまたは Linux ホストの共有セッション デスクトップ
  • Windows リモート デスクトップ サービス (RDS) ホストまたは Linux ホストの公開アプリケーション
  • 物理マシンで実行されている Linux デスクトップ
  • 物理マシンで実行されている Windows デスクトップ(この使用事例では、Windows 10 RS4 以降のビルドの Enterprise Edition が必要)

Windows RDS ホストには物理マシンまたは仮想マシンを使用できます。

ビデオ コーデックと Horizon Blast Extreme

内部的には、Horizon Blast Extreme は、業界標準の H.264、HEVC、AV1 コーデック、Omnissa 独自の BlastCodec など、さまざまなビデオ コーデックを使用してリモート画面のコンテンツを処理します。

Horizon Blast Extreme は、前述の業界標準のコーデックに GPU ハードウェア アクセラレーションを使用します(使用可能な場合)。ハードウェア デコードは CPU の消費を大幅に削減し、バッテリの消耗を抑えるため、モバイル デバイスに特に役立ちます。ハードウェア エンコードにより、マルチメディア ワークロードのパフォーマンスが向上します。高解像度とマルチ モニター トポロジを使用する場合に、高フレーム レートと低遅延を実現できます。

ソフトウェア ベースの BlastCodec は、ソフトウェア エンコードを使用して高品質のデスクトップ リモート エクスペリエンスを提供します。BlastCodec はネイティブで HD カラーを提供します。ハードウェア エンコーダよりも使用する帯域幅が少ないため、同レベルの表示品質を実現します。

Horizon Blast Extreme は、vGPU システムの存在を検出し、より高品質なデフォルト設定を適用します。Horizon Blast Extreme でサポートされるすべてのエンコーダのリモート ディスプレイの画質レベルを制御する、統一された画質構成設定があります。Omnissa Horizon Blast Extreme ポリシー設定の詳細については、Omnissa Horizon ドキュメントの『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』を参照してください。

BlastCodec エンコーダ

現在、BlastCodec は Horizon のデフォルトのソフトウェア エンコーダです。

BlastCodec は、Horizon Blast Extreme でサポートされていた以前のデフォルトのソフトウェア エンコーダ(H.264 およびアダプティブ エンコーダ)よりも鮮明なテキストと画像を提供し、帯域幅の使用量を削減します。

BlastCodec は、モーション検出、モーション ベクトル、内部予測マクロブロックを含むビデオ コーデックのように動作します。また、BlastCodec は、ソフトウェアやオフィス アプリケーションの一般的な画面コンテンツを効率的にエンコードします。

BlastCodec は現在、モバイル デバイスを除くすべての Horizon Client でサポートされています。モバイル デバイスでは、H.264 ハードウェア デコーダが使用されます。

Horizon Blast Extreme の機能

このセクションでは、Horizon Blast Extreme がサポートする多くの機能の一部を説明します。詳細については、Omnissa Tech Zone のドキュメント『 Omnissa Horizon Blast Extreme 表示プロトコル』と『 Omnissa Blast Extreme 最適化ガイド』を参照してください。

ネットワーク関連

  • 会社のファイアウォールの外のユーザーは、会社の仮想プライベート ネットワーク (VPN) でこのプロトコルを使用できます。また、ユーザーは会社の DMZ の Omnissa Unified Access Gateway アプライアンスに対して、暗号化された安全な接続を行うことができます。**注:**Horizon Blast Extreme 接続はすでに暗号化されているため、VPN の使用はおすすめしません。ユーザー エクスペリエンスを向上させる場合は、代わりに Unified Access Gateway アプライアンスを使用します。
  • Advanced Encryption Standard (AES) 128 ビット暗号化がサポートされており、デフォルトで有効になっています。ただし、キーの暗号化方式は AES-256 に変更できます。
  • あらゆる種類のクライアント デバイスからの接続がサポートされます。
  • Horizon Windows Client、Horizon Linux Client、Horizon Mac Client は、最大 2 分の一時的なネットワーク損失から自動的にリカバリします。

ビジュアルおよびオーディオ関連の機能

  • 仮想ディスプレイには 32 ビット カラーがサポートされます。

  • ClearType フォントはサポートされています。

  • 動的オーディオ品質調整を使用する LAN と WAN に対するオーディオのリダイレクト。

  • 一部のタイプのクライアントで Webcam とマイクを使用するためのリアルタイム オーディオビデオ。

  • 一部のクライアント上でのテキストのコピーおよび貼り付け、およびクライアントのオペレーティング システムとリモート デスクトップまたは公開アプリケーションの間でのイメージのコピーと貼り付け。その他のクライアント タイプでは、プレーン テキストのコピーおよび貼り付けのみがサポートされています。フォルダやファイルなどのシステム オブジェクトは、システム間でコピーおよび貼り付けすることができません。

  • Horizon Blast Extreme は High Dynamic Range (HDR) エンコードを実装しています。これにより、デジタル イメージの明るさの範囲が広がり、より現実的なシーンを表示できます。エージェントでは、デフォルトで HDR が有効になっています。Windows エージェントに、次のオプションのレジストリ キー REG_SZ (文字列値) を追加できます。

    • PixelProviderHDRReferenceWhite:0 より大きい整数。白レベルの相対的な明るさを制御します。デフォルト値は 80 です。

    • HDR を有効にするには、TopologyHDREnabled = 1 を設定します。デフォルト値は 1 です。

    • HDR を無効にするには、TopologyHDREnabled = 0 を設定します。

    クライアント:

    • Horizon 2412 以降:HDR トポロジ要求の場合は、オプションのレジストリ キー REG_SZ(文字列値)HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Omnissa\Horizon\Client\AllowClientHDR を True または False に設定します。デフォルト値は True です。

    • 2412 より前の Horizon バージョンの場合は、お使いの Horizon バージョンの正確なレジストリ キー名について Omnissa サポートにお問い合わせください。

    • クライアントの設定([設定] > [Horizon Blast])で、[HEVC (High Efficiency Video Decoding) を許可][HDR (High Dynamic Range) デコードを許可] を有効にします。

帯域幅関連

  • Horizon Blast Extreme の設定は管理者が制御できます。帯域幅の使用量の削減や表示品質の向上を優先するように表示プロトコルを調整できます。

  • レジストリ キー MaxBandwidthBurstMsec を使用して、クライアントに送信されるデータの帯域幅のバースト間隔を指定し、帯域幅の急増を最小限に抑えることができます。regkey 構成は、数字が含まれている場合でも REG_SZ(文字列値)になります。デフォルトは 1000 です。

    MaxBandwidthBurstMsec は、ネットワーク帯域幅が MaxBandwidthKbps によって設定された帯域幅上限を一時的に超える間隔をミリ秒単位で構成します。たとえば、MaxBandwidthKbps = 1000 の場合、1 秒の間隔中、出力は 4 Kbits 以下にする必要があります。ただし、この 4 Kbits のデータは、1 秒間隔の開始時に集中バーストとして出力することも、1 秒間隔で分散することもできます。

    Horizon バージョン 2412 以降の場合:Horizon Windows エージェントで、[セッションの最大帯域幅] ポリシー設定を有効にしてから、レジストリ キー HKLM\SOFTWARE\Omnissa\Horizon\Blast\Config\MaxBandwidthBurstMsec を設定します。

    2412 より前の Horizon バージョンの場合は、設定するレジストリ キー名について Omnissa サポートにお問い合わせください。

  • デフォルトでは、Horizon Blast Extreme セッションの最大帯域幅の上限は、リモート画面のピクセル数に比例します。セッションで使用可能な合計画面領域に基づいて、セッションの最大帯域幅の上限をキロビット/秒(Kbps)で指定します。この最大帯域幅の上限は、次の式から計算されます。

    MaxBandwidthCap = Offset + (Slope * ScreenArea)
    

    ここで

    • Offset は、MaxBandwidthKbpsPerMegaPixelOffset で定義された値(Kbps)です。デフォルトは 0 です。
    • Slope は、MaxBandwidthKbpsPerMegaPixelSlope(または対応するセッションの最大帯域幅の kbit/秒のメガピクセル スロープ GPO)によって定義される、メガピクセルあたりの Kbps 単位の値です。最小値は 100 です。最大値は 100000 です。デフォルトは 6200 です。
    • ScreenArea は、Horizon Blast Extreme セッションの表示に使用されるモニターで使用可能な画面領域の合計(メガピクセル単位)です。このメガピクセルの画面領域は、セッション中に自動的に検出されます。

    **注:**実際に許可される最大帯域幅は、次の値よりも小さい値になります。

    • セッションの最大帯域幅ポリシーで構成された最大帯域幅、または MaxBandwidthKbpsレジストリ キーを使用して明示的に設定された最大帯域幅。
    • MaxBandwidthKbpsPerMegaPixelOffsetMaxBandwidthKbpsPerMegaPixelSlope(または対応するセッションの最大帯域幅 kbit/秒のメガピクセル スロープ GPO)から計算された最大帯域幅の上限。

    グループ ポリシーで指定された構成は、対応するレジストリ キーで行われた構成よりも優先されます。

外部デバイス関連

  • USB のリダイレクトは、一部のクライアント タイプでサポートされます。

  • マルチメディア リダイレクトは、一部の Windows クライアント オペレーティング システムと一部のリモート デスクトップ オペレーティング システム(Horizon Agent がインストール済み)でサポートされます。

  • 複数のモニターは、一部のクライアント タイプでサポートされます。一部のクライアントでは、Windows デスクトップに、1 つのディスプレイにつき最高 2560 x 1600 の解像度のモニターを最大 4 台、または 4K (3840 x 2160) の解像度のモニターを最大 3 台使用できます。使用できる台数はハードウェアのバージョンによって異なります。ピボット表示および自動調整もサポートされています。

    3D 機能を有効にすると、最高 1920 x 1200 の解像度のモニターが最大 2 台、または 4K (3840 x 2160) の解像度のモニター 1 台がサポートされます。

  • モニターが接続されていない物理マシンへの接続は NVIDIA グラフィックス カードによりサポートされます。最高のパフォーマンスを得るために、H.264 エンコーディングをサポートするグラフィックス カードを使用してください。

    アドインの GPU と組み込みの GPU がある場合、オペレーティング システムが組み込みの GPU をデフォルトに設定する可能性があります。この問題を修正するには、デバイス マネージャでデバイスを無効にするか、削除します。問題が解決しない場合には、組み込みの GPU 用の WDDM グラフィックス ドライバをインストールするか、システムの BIOS で組み込みの GPU を無効にします。組み込みの GPU を無効にする方法については、システムのドキュメンテーションを参照してください。

    **注意:**組み込みの GPU を無効にすると、BIOS の設定や NT ブートローダーへのコンソール アクセスなどのアクセス機能が使用できなくなる可能性があります。

特定の Horizon Blast Extreme 機能に対するクライアント デバイスのサポート

特定の Horizon Blast Extreme 機能をサポートするクライアント デバイスの詳細については、Omnissa Horizon Client のドキュメントを参照してください。

Windows の Horizon Agent のパフォーマンス カウンタ

Windows の Horizon Agent には、Windows で PerfMon ツールを使用して表示できるパフォーマンス カウンタがあります。これらのカウンタは、次の内部サブシステムについて、システムの現在の状態をリアルタイムで正確に表示します。

  • Horizon Blast Extreme セッション
  • イメージング
  • オーディオ
  • CDR
  • USB - **注:**USB トラフィックが Horizon 仮想チャネル (VVC) を使用するように設定されている場合、Windows の PerfMon に表示される USB カウンタは正確な値になります。
  • Skype for Business:カウンタは、制御トラフィックにのみ使用されます。
  • Clipboard
  • RTAV
  • シリアル ポートとスキャナ リダイレクト機能
  • 仮想印刷
  • HTML5 マルチメディア リダイレクト (MMR)
  • **注:**Windows のマルチメディア リダイレクトの場合、この機能が Horizon 仮想チャネル (VVC) を使用するように設定されている場合にのみ、パフォーマンス カウンタが表示されます。

Wake-on-LAN

Horizon 環境では、Wake-on-LAN は Windows 10 RS4 以降の Enterprise Edition が実行されている物理マシンでサポートされます。この機能を使用すると、Horizon Connection Server に接続したときに物理マシンンを起動できます。

Wake-on-LAN 機能には次の前提条件があります。

  • Wake-on-LAN (WoL) は IPv4 環境でのみサポートされます。

  • BIOS の設定とネットワーク カードの設定で Wake-on-LAN が有効になっている場合に Wake-on-LAN パケットの受信でマシンを起動するように、物理マシンが構成されている必要があります。

  • Horizon Connection Server からの WoL パケットには接続先ポート 9 が使用されます。

  • WoL パケットは、Horizon Connection Server から Horizon Agent に転送される IP ディレクテッド ブロードキャスト パケットです。Wake-on-LAN は次のシナリオで機能します。

    • Horizon Connection Server と物理マシンの Horizon Agent が LAN 環境の同じサブネットにある。
    • 起動する物理マシンの宛先サブネットへの IP ディレクテッド ブロードキャスト パケットを許可するように、Horizon Connection Server と Horizon Agent の間のすべてのルーターが構成されている。

**注:**Wake-on-LAN 機能は、物理 Windows 10 エージェントのフローティング割り当てプールをサポートしていません。WoL パケットは、特定のユーザーに資格のある専用の割り当てプールにのみ送信されます。

推奨されるゲスト OS の設定

1 GB 以上の RAM、および高解像度、全画面表示モード、または 720p 以上の形式のビデオの再生ではデュアル CPU が推奨される。CAD アプリケーションなどのグラフィックスを多用するアプリケーションで Virtual Dedicated Graphics Acceleration を使用するには、4 GB の RAM が必要。

ビデオ品質の要件

480p 形式のビデオ

リモート デスクトップが単一の仮想 CPU を備えている場合、480p 以下のビデオをネイティブ解像度で再生できます。ビデオを HD モードまたは全画面表示モードで再生する場合は、デスクトップにデュアル仮想 CPU が必要です。デュアル仮想 CPU デスクトップが搭載されていても、全画面表示モードで 360p を下回る形式のビデオを再生する場合、特に Windows の Horizon クライアントで音声が遅れる場合があります。

720p 形式のビデオ

リモート デスクトップがデュアル仮想 CPU を備えている場合、720p のビデオをネイティブ解像度で再生できます。HD または全画面表示モードで 720p のビデオを再生した場合、パフォーマンスが低下する可能性があります。

1080p 形式のビデオ

リモート デスクトップがデュアル仮想 CPU を備えている場合、メディア プレーヤーを小さいウィンドウ サイズに調整する必要がある場合がありますが、1080p 形式のビデオを再生できます。

3D レンダリング

ソフトウェア アクセラレータによるグラフィック機能またはハードウェア アクセラレータによるグラフィック機能を使用するようにリモート デスクトップを構成できます。ソフトウェア アクセラレータによるグラフィック機能を使用すると、物理的なグラフィック処理ユニット (GPU) を必要とすることなく、DirectX 9 と OpenGL 2.1 アプリケーションを実行できます。ハードウェア アクセラレータによるグラフィック機能では、仮想マシンが vSphere または Nutanix AHV ホストの物理的な GPU (グラフィック処理ユニット)を共有するか、物理的な GPU を単一の仮想デスクトップの専用にすることができます。

3D アプリケーションについては、2 台までのモニターがサポートされ、最大画面解像度は 1920 x 1200 です。

3D 機能の詳細については、「3D グラフィックス アプリケーションの使用」を参照してください。

クライアント システムのハードウェア要件

デスクトップまたはモバイル クライアント デバイスの特定のタイプのプロセッサおよびメモリ要件の詳細については、Horizon Client のドキュメントを参照してください。

このページは役に立ちましたか?

このトピックについてフィードバックを送信

このトピックは役に立ちましたか?

個人情報や機密情報は入力しないでください。

リンクを生成しています…