スクリプト ファイルを使用すると、個々のアプリケーション パッケージまたは書き込み可能ボリュームの仮想化の前後に Omnissa App Volumes ワークフローを構成できます。スクリプト ファイルを使用して、アプリケーションと OS の互換性を変更したり、ユーザーまたは企業固有の要件に適合させることができます。
スクリプト ファイルは書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージにのみ適用可能であるため、ボリューム固有のデフォルト フォルダ内にあります。複数の異なるスクリプトがあり、これらのスクリプトは、各書き込み可能ボリュームとアプリケーション パッケージの仮想化中のさまざまなイベントでトリガされます。これらのスクリプトの一部はシステム サービスのコンテキストで実行されます。その他のスクリプトは、ログイン ユーザーのコンテキストで実行されます。
**注:**構成バッチ スクリプトの内容によっては、実行するとエンドユーザーのログイン エクスペリエンスのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。デスクトップとアプリケーションの可用性が低下する場合があります。
App Volumes の内部バッチ スクリプト
次の表に、デフォルトのスクリプトに関する情報を示します。これらのスクリプトには、App Volumes インストーラによって作成されるものもあれば、管理者がデフォルトのボリューム固有のフォルダ (%SVAgent\Config\Default\<VolumeType>) に作成したものもあります。
**重要:**これらのスクリプトは、デフォルトの構成ディレクトリからのみ読み取られます。基本イメージ、書き込み可能ボリューム、またはアプリケーション パッケージの別の場所に作成されているスクリプトは無視されます。これらのスクリプトは変更しないことを推奨します。App Volumes をアップグレードすると、変更は保持されません。
デフォルトの構成ディレクトリの詳細については、「デフォルトの構成ファイルとカスタム構成ファイル」を参照してください。
| スクリプト名 | 実行コンテキスト | 説明 |
|---|---|---|
Prestartup.bat | システム コンテキスト | 書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージからファイルとレジストリ データベース(インデックス情報)が読み取られる前。 |
Startup.bat | システム コンテキスト | 書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージを仮想化する前。 この段階では、ユーザーはまだアプリケーションを使用できません。 |
Logon.bat | ユーザー コンテキスト | 書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージを仮想化する前。 この段階では、ユーザーはまだアプリケーションを使用できません。 |
Shellstart.bat | ユーザー コンテキスト | 書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージの仮想化が開始してから、そのパッケージのサービスが開始する前。 |
Startup_postsvc.bat | システム コンテキスト | 仮想化が開始し、書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージのサービスが開始した後。 |
Logon_postsvc.bat | ユーザー コンテキスト | 仮想化が開始し、書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージのサービスが開始した後。 |
Allvolattached.bat | システム コンテキスト | ユーザーに割り当てられているすべてのアプリケーション パッケージの仮想化が開始した後。 |
Allvolattached_shellstarted.bat | ユーザー コンテキスト | ユーザーに割り当てられているすべてのアプリケーション パッケージの仮想化が開始した後。 |
Shellstop.bat | ユーザー コンテキスト | ログアウト処理中で、すべてのアプリケーション パッケージと書き込み可能ボリュームの仮想化が停止する前。 |
Logoff.bat | ユーザー コンテキスト | ログアウト処理中で、すべてのアプリケーション パッケージと書き込み可能ボリュームの仮想化が停止した後。 |
カスタマイズ可能な App Volumes の内部バッチ スクリプト
カスタム構成ディレクトリに別のスクリプト セットを作成したり、変更することができます。これは、App Volumes Agent のアップグレードの影響を受けません。これらのスクリプトの一部はユーザー コンテキストで実行されます。その他のスクリプトは、システム サービス アカウントで実行されます。デフォルトの構成ディレクトリの詳細については、「デフォルトの構成ファイルとカスタム構成ファイル」を参照してください。
**注:**カスタム バッチ スクリプトを作成または変更するには、管理者権限が必要です。
次の表に、これらのスクリプトとそれに対応するトリガ イベントを示します。
| スクリプト名 | 実行コンテキスト | 説明 |
|---|---|---|
OnPreLoadApp.bat | システム コンテキスト | 書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージからファイルとレジストリ データベース(インデックス情報)が読み取られる前。 |
OnPostLoadApp.bat | システム コンテキスト | 書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージから、書き込み可能ボリュームまたはアプリケーションのファイル/レジストリ データベース(インデックス情報)が読み取られた後。 この段階では、ユーザーはまだアプリケーションを使用できません。 |
OnPreEnableApp.bat | システム コンテキスト | 書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージを仮想化する前。 この段階では、ユーザーはアプリケーションを使用できません。 |
OnPostEnableApp.bat | システム コンテキスト | 書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージを仮想化した後。 この段階では、ユーザーはすでにアプリケーションを使用できます。 |
OnPostEnableAppAsUser.bat | ユーザー コンテキスト | 書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージを仮想化した後。 この段階では、ユーザーはすでにアプリケーションを使用できます。 |
OnAllAppsEnabled.bat | システム コンテキスト | ユーザーに割り当てられているすべてのアプリケーション パッケージの仮想化が開始した後。
注:このスクリプトは、システム ボリューム (%SVAgent%\Config\Custom) でのみ作成できます。 |
OnAllAppsEnabledAsUser.bat | ユーザー コンテキスト | ユーザーに割り当てられているすべてのアプリケーション パッケージの仮想化が開始した後。
注:このスクリプトは、システム ボリューム (%SVAgent%\Config\Custom) でのみ作成できます。 |
OnPreDisableAppAsUser.bat | ユーザー コンテキスト | 書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージの仮想化を停止する前。 この段階では、ユーザーはまだアプリケーションを使用できます。 |
OnPreDisableApp.bat | システム コンテキスト | 書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージの仮想化を停止する前。 この段階では、ユーザーはまだアプリケーションを使用できます。 |
OnPostDisableApp.bat | システム コンテキスト | 書き込み可能ボリュームまたはアプリケーション パッケージの仮想化を停止した後。 この段階では、ユーザーはアプリケーションを使用できなくなっています。 |
**注:**ユーザー コンテキストでカスタム スクリプトを実行するには、レジストリ キー、HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run ベース仮想マシン、書き込み可能ボリューム、またはアプリケーション パッケージにエントリを追加します。
構成ディレクトリの優先順位
カスタム スクリプト ファイルが複数の場所に存在する場合、スクリプト ファイルは最も優先される構成の場所からのみ実行され、他のバージョンのスクリプトは無視されます。
アプリケーション パッケージが処理されるときの構成ディレクトリの優先順位:
-
{Volume Root}\{App GUID}\Config\App or C:\SnapVolumesTemp\MountPoints\{GUID}\{App GUID}\Config\App{Volume Root} - アプリケーション パッケージのルートを示します
-
{Volume Root}\{Writable GUID}\Config\App or C:\SnapVolumesTemp\MountPoints\{GUID}\{Writable GUID}\Config\App{Volume Root} - 書き込み可能ボリュームのルートを示します
-
%SVAgent%\Config\Custom\App -
%SVAgent%\Config\Default\App
書き込み可能ボリュームが処理されるときの構成ディレクトリの優先順位:
-
{Volume Root}\{Writable GUID}\Config\App or C:\SnapVolumesTemp\MountPoints\{GUID}\{Writable GUID}\Config\App{Volume Root} - 書き込み可能ボリュームのルートを示します
-
%SVAgent%\Config\Custom\<Writable Type>書き込み可能タイプの値は、
profile、uia、またはuia_plus_profileです。 -
%SVAgent%\Config\Default\<Writable Type>書き込み可能タイプの値は、
profile、uia、またはuia_plus_profileです。
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