このトピックを読み、各アプリケーション関係タイプの動作と必要な前提条件を理解してください。ここでは、いくつかの例と制限事項についても説明します。
アプリケーション関係の詳細については、「アプリケーション関係を使用した App Volumes アプリケーションの接続順序の決定」を参照してください。
インストール順序
App Volumes Manager 管理ユーザー インターフェイスでは、この関係は Precedes 値と Is preceded by 値で定義します。
-
エンティティへ提供時に 2 つのアプリケーション間で仮想化の順序が適用されます。これにより、最初に仮想化する必要のあるアプリケーションが先に仮想化されます。
-
インストール順序は、最初のアプリケーションが正常に仮想化された場合にのみ維持されます。仮想化に失敗すると、このアプリケーションは提供されず、インストール順序関係はなくなります。ただし、2 番目のアプリケーションは引き続き提供され、仮想化されます。
-
最初のアプリケーションのパッケージ提供モードが
On-demandで、2 番目のアプリケーションのパッケージ提供モードがClassicの場合、最初のアプリケーションのパッケージ提供モードは、提供時に自動的にClassicに変更されます。
前提条件
両方のアプリケーションをエンティティに割り当てる必要があります。
例
jEdit と Java の間でインストール順序関係を定義します。jEdit に関係を追加します。Java は関連するアプリケーションで、関係タイプは Is preceded by です。
両方のアプリケーションがエンティティに割り当てられている場合、提供時には Java が jEdit より優先されます。(または、jEdit Is preceded by Java)。これは、最初に Java が仮想化され、次に jEdit が仮想化されることを意味します。

インストール順序関係を定義する場合の制限
-
アプリケーションが 2 つの異なるエンティティ タイプ(たとえば、
UserとComputer)に割り当てられている場合、アプリケーションの仮想化が失敗するか、予期しない順序で仮想化される可能性があります。両方のアプリケーションに同じパッケージ提供モード(
ClassicまたはOn-demand)を設定することを推奨します。 -
最初のアプリケーションに複数のパッケージ(
On-demandに設定されたCURRENTパッケージを含む)があり、2 番目のアプリケーション(同じくOn-demandに設定)が先に起動された場合、最初のアプリケーションのCURRENTパッケージがエンティティに提供され、仮想化されます。最初のアプリケーションのバージョン選択ウィンドウはエンド ユーザーに表示されません。
依存関係
App Volumes Manager 管理ユーザー インターフェイスで、この関係は Depends on 値と Is depended on by 値で定義します。
-
(依存する)アプリケーションを提供するには、別の(基本)アプリケーションを提供する必要があります。基本アプリケーションの
CURRENTパッケージは、明示的な割り当てなしでエンティティに自動的に提供されます。基本アプリケーションが仮想化または提供されない場合、依存アプリケーションの仮想化または提供も失敗します。 -
基本アプリケーションにも依存アプリケーションとインストール順序関係がある場合、アプリケーション間の順序はすでに依存関係で決まっているため、App Volumes Agent はインストール順序関係を無視します。
-
基本アプリケーションのパッケージ提供モードが
On-demandで、依存アプリケーションのパッケージ提供モードがClassicの場合、基本アプリケーションのパッケージ提供モードは、提供時に自動的にClassicに変更されます。
前提条件
基本アプリケーションに CURRENT マーカーが設定されたパッケージが存在する必要があります。
基本アプリケーションがエンティティに明示的に割り当てられていない場合、App Volumes は、基本アプリケーションをエンティティに提供するときに自動的に CURRENT パッケージを選択します。
注:基本アプリケーションに CURRENT パッケージがない場合、依存アプリケーションは提供されますが、依存関係は無視されます。この未解決の依存関係は、[Activity Log] タブ([ACTIVITY] > [Activity Log])に記録されます。App Volumes Agent は、基本アプリケーションなしで依存アプリケーションを仮想化しようとします。仮想化が成功した場合、エンド ユーザーは依存アプリケーションのみを受け取ります。仮想化が成功するかどうかは、この関係で使用される基本アプリケーションによって決まります。
例
jEdit と Java の間で依存関係を定義します。jEdit に関係を追加します。Java は関連するアプリケーションで、関係タイプは Depends on です。
jEdit が提供されると、Java も提供されます(エンティティに明示的に割り当てられていない場合でも提供されます)。関係が jEdit depends on Java の場合、Java が最初に仮想化され、次に jEdit が仮想化されます。

依存関係を定義する場合の制限
-
基本アプリケーションと依存アプリケーションが 2 つの異なるエンティティ タイプ(たとえば、
UserとComputer)に割り当てられている場合、アプリケーションの仮想化が失敗するか、予期しない順序で仮想化される可能性があります。 -
基本アプリケーションに複数のパッケージ(
On-demandに設定されたCURRENTパッケージを含む)があり、依存アプリケーション(同じくOn-demandに設定)が先に起動された場合、基本アプリケーションのCURRENTパッケージがエンティティに提供され、仮想化されます。Windows エンドポイントで、基本アプリケーションのバージョン選択ウィンドウはエンド ユーザーに表示されません。
アプリケーション競合
App Volumes Manager 管理ユーザー インターフェイスでは、この関係は Selected over 値と Excluded due to 値で定義します。
アプリケーション競合は、共存できないアプリケーションが同じエンティティに提供される場合に発生します。一方のアプリケーションを優先的に選択できます。両方のアプリケーションが割り当てられ、関係が定義されている場合、Selected over のアプリケーションがエンティティに提供されますが、もう一方のアプリケーションは提供されません(除外されます)。
Excluded due to のアプリケーションが割り当てられ、Selected over のアプリケーションが割り当てられていない場合、Excluded due to のアプリケーションは引き続きエンティティに提供されます。
前提条件
関係を成立させるには、両方のアプリケーションをエンティティに割り当てる必要があります。
例
Adobe Acrobat Reader と Adobe Acrobat Professional と間にアプリケーション競合関係を定義します。Adobe Acrobat Professional が関連アプリケーションで、関係タイプが Excluded due to の場合、Adobe Acrobat Reader の関係を追加します。両方のアプリケーションが同じエンティティに割り当てられている場合、Adobe Acrobat Professional は提供されますが、Adobe Acrobat Reader は除外されます(提供されません)。
競合関係を定義する場合の制限
両方のアプリケーションに同じパッケージ提供モード(Classic または On-demand)を設定し、同じエンティティ タイプを割り当てることを推奨します。
両方のアプリケーションでパッケージ配信モードが Classic で、最初のアプリケーションが Userに割り当てられ、2 番目のアプリケーションが Computer に割り当てられている場合、アプリケーションの仮想化が失敗するか、予期しない順序で仮想化される可能性があります。
このページは役に立ちましたか?